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県中学駅伝 連覇狙う十日町南は男女共に惜しくも2位

2023年11月02日 20:46更新

県中学校駅伝が2日(木)に小千谷市で行われ、去年に続いて男女で連覇を狙った十日町市立南中学校は、惜しくも共に2位入賞でした。

県大会には十日町市から男女合わせて7校11チームが出場しました。女子は5区間12.6キロメートルのコースを47チームで競います。南中は先月の中越地区大会で区間賞を3つ取り、その勢いそのままにレースに臨みました。

雨が降る中、1区1年蔵品和花は途中まで先頭集団を引っ張り、3位で2区の2年小林由奈へ。小林は一度下条中に抜かれましたが再び抜き返し、順位をキープしてタスキをつなぎます。

3区は唯一の3年生キャプテン村山葵音が区間1位の走りで順位をひとつ上げて2位に。連覇をかけて1位の五泉北中の背中を追いかけます。

4区1年田村爽はさらにその差を縮め、14秒差で去年全国大会を経験したアンカーの2年阿部杏菜にタスキを託します。阿部はエースの意地を見せ区間1位のタイムを出したものの、トップの五泉北中に20秒届かず、チームは48分39秒で2位。3連覇は叶いませんでした。   

2年生 阿部杏菜さん「途中先頭と距離が縮まり、最後まで強い気持ちを忘れずに全力で走れた。だんだん背中が見えてきたのでがんばった。3連覇アベックでの目標は達成できなかったが、区間賞も取れたので、最後まであきらめずに全力が出し切れた。3年生と一緒に部活できて楽しかった」

キャプテン 村山葵音さん「勝てなくて悔しい気持ちはあるが、来年後輩たちがアベックで全国に行ってほしい。思うように走れなかったメンバーもいると思うが今持っている力を精一杯出せたと思う。最後の駅伝をみんなと走れてよかった」


男子は6区間18.3キロメートルのコースで48チームがタスキをつなぎました。南中は女子と同じく去年に続いて連覇を賭け、地区大会後は今期のライバルである中郷中を意識した練習を重ねてきました。

1区3年の富井陸は前半で2番手集団を走る中、後半にペースを上げて14位で2区キャプテンで3年の板橋岳隆へ。板橋は区間2位のペースで一気に順位をあげ、3位に浮上します。

3区3年宮川蓮は順位をひとつ下げますが、4区エースの3年德永惟吹が中郷中を抜いてトップに立ちます。

5区3年大久保志哉も力走を見せてトップをキープし、6区アンカー3年の庭野航大に。この時点で2位との差は20秒ほどです。

しかし庭野はこのタイム差を維持できず、区間3キロのうち残り1キロというところで中郷中にトップの座を奪われ、結果、チームは1時間1分46秒でトップと26秒差の2着でフィニッシュしました。

3年生 德永惟吹さん「中郷に差をつけられ、追い越せる自信はあったので自信をもって走った。細かな修正点があったので、そこは悔いが残ったレースだった。これ以上にないメンバーと戦った結果負けたので仕方ない」

キャプテン 板橋岳隆さん「自分たちはやることはやった、結果相手が強かった。今日はみんな体も動いていてよかった。練習量は新潟で一番やっていることは確信していた、自信はもってきた。仲が良くて雰囲気がいいチームだった。周りの声援も大きく力になった。来年も優勝を目指せるので、今回の悔しさをバネに頑張ってほしい」

そのほかの十日町勢は女子は下条中が4位に。男子は十日町中が3位、吉田中が5位、川西中が6位に入賞しました。全国大会の切符は掴めませんでしたが、県大会の上位3チームは今月25日に長野市で開かれる北信越大会に出場します。

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