2023年12月04日 19:06更新

上越ケーブルビジョンの十日町市での開局を記念した、NHK交響楽団によるカジュアルクラシックコンサートが3日（日）、越後妻有文化ホール段十ろうで開かれました。

このコンサートはJCVとNHK新潟放送局が開きました。観覧には定員666席のところに、約2倍の応募がありました。

出演したのはピアニストの髙橋希さん、オーボエ奏者の二山都さんのほか、NHK交響楽団のメンバーをあわせたプロの演奏家6人です。

ステージではクラシックやディズニーソング、NHKの番組テーマ曲などのほか、クリスマスにあわせた楽曲など13曲が披露され、観客はホールに響く美しい調べに耳を傾けていました。

NHK交響楽団 チェロ次席奏者 山内俊輔さん
「後半にクリスマスメドレーなど楽しめる曲が多かったと思うが、客席からの拍手があると、お客さんの熱気でこちらも気分が上がって、乗せられた。オーケストラやクラシックのふだんの演奏会だと、まだ堅い雰囲気があると思うが、僕たちも垣根を取るように、立って弾いたりとかそういうところも楽しんでもらえたらと思っている」

NHK交響楽団 第2バイオリン首席奏者 大宮 臨太郎さん
「お見送りの時に思ったのだが、ほかの会場よりも笑顔のお客さんが多かった。とてもすてきなホールで、響きもとても豊かでいいホールだった。また来たい。難しく考えずに単純に音を楽しんで、我々の生の響きを身近に感じられる機会を増やしてほしいと思う」

オーボエ奏者 二山都さん
「サンタで登場した瞬間の、皆さんの笑顔が忘れられない。オーボエという楽器をまだまだ知らない人もいるので、皆さんに身近に感じてほしい」

来場者
「クラシックが大好き。十日町でしかもN響の演奏を生で聴けて最高だった」
「盛り上げるのも上手ですごく感動した。地元にせっかくいい設備があるので、こういう機会があるのはすごくいいこと。パワーをもらったので、あしたからの生活も頑張りたいと思う」

このコンサートの模様はJCVの特別番組として12月24日（日）から放送します。ぜひご覧ください。