2023年12月29日 09:15更新
25周年の節目のPRにご活用を!
十日町市の笹山遺跡から出土した国宝「火焔型土器」のPRに役立ててもらおうと、地元出身の有志が土器を描いた大きな旗を制作し28日(木)、市に寄贈しました。
寄贈された火焔型土器の旗です。大きさは高さ70センチ、幅100センチで両面に土器が描かれてあります。
寄贈したのは十日町市上川町に住む庭野重吉さん99歳です。この旗は重吉さんの弟で東京都文京区で庭野電機製作所を開いた庭野昭一さん93歳がふるさとにある国宝、火焔型土器を地域内外に情報発信してほしいと制作しました。土器の写真は十日町市博物館が昭一さんに掲載許可を出して提供しました。
昭一さんは平成16年に、重さ70キロを超える、諏訪神社の八角神輿のレプリカも市に寄贈しています。今回の旗の寄贈は、昭一さんから兄の重吉さんに向けて99歳白寿のお祝いも兼ねていて、そのことが旗の裏面に記されています。この日、関口市長への面会には重吉さん本人が立ち会いました。
庭野重吉さん
「弟が作ってくれた。市の発展のために広く使ってもらいたい」
火焔型土器は今年国宝の指定から25周年を迎えることから、十日町市博物館では夏に企画展を予定しています。今回贈られた旗は市長室にしばらく展示されたのち、博物館で活用されることになっています。
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