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箱根駅伝MVP 城西大 山本唯翔選手が凱旋!地元小中学生と交流

2024年02月05日 19:09更新

十日町市犬伏出身で、ことしの箱根駅伝に往路5区で出場し、去年に続く区間賞と大会MVPを獲得した城西大学4年の山本唯翔選手がふるさとに帰省しました。山本選手は5日(月)に地元松代の小中学校を訪れ、後輩たちとの交流を通して、諦めずに努力することの大切さを伝えました。

写真提供:山本唯翔選手

山本唯翔選手は松代地域犬伏の出身で旧孟地小、松代中、開志国際高校を経て、現在は城西大学の4年生です。今回で3回目の出場となった第100回箱根駅伝では、去年と同じ往路5区の20.8kmを走り、自身が持つ区間記録を50秒塗り替え、1時間9分14秒の新記録を達成。区間賞と大会MVPの「金栗四三杯」をダブルで受賞する快挙を成し遂げました。さらに城西大学も過去最高の総合3位入賞しました。

学生生活のレース出場が全て終わり、ふるさと十日町市に帰省した山本選手は地元の小中学校を訪れました。松代小学校では全校84人からのリクエストに応じ、平地と登り坂で早く走る方法の違いなどを伝えながら、児童と一緒に体育館をランニングしました。

松代小2年生
「平地のときは腕を引く、坂を上るときは腕を前に出すと言われた。今度からそれを覚えて頑張って走りたい。すごい早かった。マラソンを頑張ってやりたい」

また母校の松代中では、全校生徒61人の前で中学生時代を振り返りました。陸上部の冬の練習が大変だったことや、松代地域特有の起伏の多い山道やクロカン練習のおかげで、箱根駅伝の山登りに適した脚力が培われたと話しました。

陸上部所属の松代中2年生
「山本選手はテレビで見るより輝いて見えた。松代の誇りに思う。ゴールしたときのことを思って走ると楽になるとアドバイスされた。長距離をやっているが、大会や練習での苦しいときに、このアドバイスを思い出したい」

山本選手は最後に関口市長の元を訪れ、「登りに自信があったので箱根にかけてきた。みんなの記憶に残るような印象的な走りができた」と大会結果を報告しました。山本選手はこの春から実業団選手として自動車メーカーのSUBARUに入社します。そして、マラソン競技で2028年のロサンゼルス五輪を目指すことを表明しました。

山本唯翔選手
「能登半島地震があったあとに、このような走りができ、被災地に元気や希望が与えられたと思う。児童生徒には自分のモットー『目標をもって努力することが大事』と伝えたかった。今年も地元では箱根駅伝を見てくれた人が多く、感動したとか勇気をもらったと言われてよかった。今後は競技者として結果を残し、競技を引退した後も十日町に戻ってきたいと思う」

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