2024年02月13日 17:42更新

冷めない雪上キャンプ熱！

冬のアウトドアの魅力を伝える「松之山温泉スキー場カーニバル」が11日（日）に開かれ、県内外から訪れた約1000人がゲレンデでアクティビティを楽しみました。

松之山温泉スキー場は3年前に雪上キャンプ場を設け、ゲレンデ内に約20区画分のテントを張ることができます。スキー場カーニバルは、去年からイベントの内容を一新し、雪上キャンプなど冬のアウトドアの魅力を伝えています。

松之山温泉スキー場 村山英明 支配人
「松之山温泉スキー場は長靴でも楽しんでもらえるスキー場をコンセプトに、いろいろなスノーアクティビティをリフトを使って楽しめる感じを出している。なかなか冬に雪の上でキャンプというのはなかったジャンルで、１回泊まって失敗した部分をまた買いそろえたりという形でリピーターも多く、皆さん快適なキャンプをしている。今回のカーニバルは、プラスアルファのスノーアウトドアフェスとして、もっと冬を楽しもうという形で考えた」

イベントではアウトドアメーカーによるキャンプ用品の展示販売や、焚火にあたってキャンプの雰囲気を楽しむブースなどが並び、県内外から訪れた約1000人が冬のアウトドアの魅力に触れました。これはファットバイクです。タイヤの幅が10cmほどあり、雪道でも滑ることなく走ることができます。

来場者
「ファットバイクはタイヤが空回りしてハンドリングが難しかった。思っていたよりも大変だったが、楽しかった」
「普段ウインタースポーツはしないが、アウトドアは好き。冬のキャンプはしたことはないが、絶対楽しいと思う。薪ストーブとかに憧れるのでやれる機会があればやってみたい」

また、湯沢町で暮らすキャンプ系ユーチューバー「チキューギ.」のゆうさんが去年に続いて出展し、雪上キャンプを安全に楽しむ方法を訪れた人たちに伝えていました。

チキューギ. ゆう さん
「松之山温泉スキー場の雪上キャンプは、静かで空気が澄んでいて景色がいい。温泉が近くにあり、キャンプが終わったら温泉に入れることが魅力の1つ。雪上キャンプというカテゴリーができつつある。今後松之山はもっと発展するのではないかと思う。新潟は少なからず雪は降るのでスキーに変わる産業になって欲しいという願いも込めつつ、安全で楽しい雪上でのキャンプというのを広めていきたいと思う」

松之山温泉スキー場によりますと、雪上キャンプの利用者は昨シーズンは約1100人、今シーズンは1月末時点だけで約500人が訪れているということです。