2024年03月08日 18:52更新
地域に伝わる民話を調べてきた十日町市立飛渡第一小学校の5・6年生が8日(金)、十日町情報館で昔語りや劇を交えて学習の成果を発表しました。
飛渡第一小学校の5・6年生4人は今年度、「ふるさと」をテーマに飛渡地区に伝わる昔話を学校の図書館に残る文献や、地域の人に尋ねて調べてきました。発表会は学習の成果を地域の外にも発信しようと今回初めて十日町情報館を会場に行われ、40人が集まりました。
児童は枯木又集落にある龍王池の伝説など、4つの民話を飛渡地区の方言を使って紹介しました。
このあと寸劇「飛渡の願いをかなえる石」が披露されました。これはそれぞれの民話の舞台となった飛渡地区の集落をストーリーに散りばめた内容で児童オリジナルの物語です。
観客
「少ない児童で頑張っていた。児童の姿を見て地域が元気をもらえた。よく話を覚えたと思う。こうやって伝えていくことは良いことありがたい」
6年生
「ずっと練習したので達成感もあり気が楽になった。面白い話を上手く伝えられた」
6年生
「飛渡に興味をもってもらうことが目標だったので、今日からでもいいのでこれを機会に興味をもってもらい、地域の行事などにも参加してほしい。小さい地域だけど地域を盛り上げて活性化させたい」
5・6年生は地元を流れる飛渡川に多くのサケが回帰するよう、自然環境についても学習を進めています。発表会では飛渡川の上流から下流にかけて行った水質調査の研究成果も紹介されました。
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