2024年05月13日 14:46更新
旬の山菜を味わう東京十日町会の「山菜と田舎ごっつぉを味わう会」がラポート十日町で11日(土)に開かれました。ふだんは都心で暮らす人たちが市内に住む人たちとの交流を楽しみながら、ふるさとの味を満喫しました。
東京十日町会は関東圏に住んでいる十日町市出身者が集まり、会員同士の親睦を目的とした団体です。この催しは、東京十日町会の会員がふるさとに帰省し、旬の山菜を味わいながら地元の人たちと交流を深めようと毎年春に開いているもので、今回で19回目となります。
この日は、木の芽やコゴメを使った前菜の盛り合わせや、たけのこやワラビを使った肉料理などがふるまわれ、出席した83人がふるさとの旬の味覚を堪能しました。
東京十日町会メンバー
「とにかく山菜が大好きなので楽しみにしてきた。1番好きな山菜は木の芽だがことしは山菜が早かったので、この時期だともう無いのかと思ったが、その中で工夫をして山菜を出してもらえたのは心遣いを感じた」
東京十日町会メンバー
「ウドのサッと油で炒めた料理がおいしかった。村上市に弟がいて木の芽を送ってくれたが、雪国で育った木の芽のほうが苦みがたっぷりあるし、木の芽の太さもボリュームがあって全然違う」
地元から出席
「きょうの料理は大変よかった。量もそんなに多くなくて適量で味も最高だった。食事は大勢いるほどいい。懐かしい人が東京から来て会話しながら食べられるメリットがある。非常にいい会だった」
またアトラクションでは、十日町市民謡協会が「深雪甚句」や「十日町小唄」を披露し、参加者は郷土の文化に思いをはせなが輪踊りを楽しんでいました。
東京十日町会 春日会長
「山菜は春を感じる。雪の下から出てきたものは全然味が違う。山菜はブームでこちらに合わせて出てくれないので、大きな会をするときに山菜を用意するのは大変らしい。地元の人が一生懸命になり、山菜を集めてもらい、格好がついたのではないかと思う。よくみなさん集まってくれる。残念なことは、我々が十日町に来ても仲間たちが少なくなったことと、東京から十日町に来る仲間が少なくなったということで、新しい物を発掘する必要がある」
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