2024年05月27日 14:59更新
「ノールック投法」で知られる元メジャーリーガーで野球評論家の岡島秀樹さんによる少年野球教室が、十日町市笹山野球場で26日(日)に開かれ、子どもたちは岡島さんに一打席一球勝負を挑みました。
岡島秀樹さんは読売ジャイアンツや日本ハムファイターズなどで活躍した元プロ野球投手で、「ノールック投法」という投球の瞬間に顔を下に向けて投げる独特の投球フォームが特徴です。2007年から4年間はメジャーリーグのボストン・レッドソックスに在籍し、ワールドシリーズで優勝を経験する活躍を見せ、2016年に現役を引退しました。
この日は十日町・津南少年野球教室運営事務局が岡島さんを招いたほか、この日が本格的な芸能界デビューとなった福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督の長女でモデル・タレントの小久保春菜さんがゲストで登場し、春菜さんによる始球式から野球教室がスタートしました。
教室には地元の3つの野球チームから小学生56人が参加し、子どもたちがキャッチボールやノックを行う中で、岡島さんは送球する時の身体の使い方など、基本の動きを丁寧に教えていました。
参加した児童
「なにより元メジャーリーガーに教えてもらってうれしかった。うまく投げられるコツも教えてもらえてよかった」
参加した児童
「すごくかっこよかった。キャッチボールでうまく球を投げるコツや、早く投げるコツを教えてもらった。今後はもっと速い球を投げたい」
教室の最後では、6年生と岡島さんによる一打席一球勝負が行われ、子どもたちは元メジャーリーガーが放つ速球を間近で体感しました。
参加した児童
「打席に入ると思ったより球が速くて、タイミングが合わなかったが、ちゃんと当たってよかった。1球1球を大切にして、試合でも活躍したい。将来はプロになってメジャーリーグに行きたい」
岡島秀樹さん
「野球人口が減っている中で、こうやって野球を続けてくれて本当にありがたい。またこの中から、プロ野球やメジャーを目指そうとなってくれると、練習もはかどるし、技術も向上すると思うので、今回の教室を今後につなげてほしい」
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