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フラッグに手形を残したよ!十日町中1年生たちが芸術祭ワークショップ

2024年06月06日 12:04更新

大地の芸術祭9回展で川西地域のナカゴグリーンパークに展示される作品「くるくるさんば」に飾るフラッグに模様をつけるワークショップが5日(水)に、十日町小学校とふれあいの丘支援学校、十日町中学校で開かれました。

「くるくるさんば」は電気を使わずに人力で回転させる体験型のメリーゴーランドで、ナカゴグリーンパークで開かれる自然と動物をテーマにした企画展「Nakago Wonderland どうぶつ達の息吹と再生」の作品のひとつとして制作されます。

手掛ける作家は東京都在住の金属を使った作品を得意とする彫刻家で、芸術祭には2回目の出展となる中里繪魯洲さんです。ワークショップは「くるくるさんば」に飾るフラッグに模様をつけるもので十日町小学校とふれあいの丘支援学校、十日町中学校の児童生徒合わせて124人が参加しました。

このうち十日町中学校では1年生52人が三角形のフラッグ約150枚に白いペンキを使って手形を押したり、廃材やゴムスタンプを使ってそれぞれ思い思いのデザインを描きました。また縦100cm、幅150cmほどの大きなフラッグには全員の手形を押しました。

生徒
「手がベタベタ汚れたりはするけどそれが楽しい。自分が家から持ってきた物だけではなく指なども使って線をなぞったりする工夫をしている」

生徒
「十日町市の人に絶対に見てほしいという思いで作っている。十日町の魅力を見つけて、たくさんの作品を作ったり見ていきたいと思う」

彫刻家 中里 繪魯洲さん
「芸術祭は地域により近づいているところがあると思う。生徒たちにすごく刺激やイメージをもらった。生徒の作品は、作品がたくさん並ぶ屋外の公園という環境の中で、潤滑剤のような全体をつなげてくれるような役割になると思う。社会の中でアートという物がもっと身近になって特別な物ではなく手を動かすことは楽しいし生きがいになるところを伝えたいし分かってもらいたい」

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」は7月13日から11月10日までの火曜・水曜日を除いた87日間で行われます。

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