2024年06月07日 19:29更新

「わたるよサイン」できるかな？

十日町市と津南町にある26園の園児を対象とした新潟県警による交通安全教室が開かれました。

交通安全教室は十日町市と津南町にある保育園やこども園など26園から年長園児332人が参加し、2つの会場で開かれました。このうち十日町市総合体育館には市内の11園から155人が参加し、はじめに県警の警察官が模型を使って信号機の役割を説明したあと、市内の交通指導員が横断歩道では手を挙げてドライバーに「わたるよサイン」を見せて左右を確認してから渡るルールを紹介しました。

そのあと参加した園児全員が会場に設けられた横断歩道のシートの上で、安全に渡ることができるか実際に確認してみました。

園児
「交通事故に合わないようにおうちの人にも『一旦止まってから渡って』と言います。車が来たら危ないから左右を見てから手を上げて渡り、車にありがとうと言う」

県警安全対策係 岩野由理 主任
「年長児は来年から小学生になり、一人で横断歩道を渡る機会が増えるので正しく渡ることを覚えてもらいたい。子どもを通じて、大人も交通ルールを守ってもらえると教室を開催する意味がある」

警察ではこれからの梅雨時期は傘をさす機会が増えることから、歩行者は傘で視界を遮って周囲の確認を怠らないように気を付けてほしいと呼びかけていました。