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5つの方面隊が集って初の連携!十日町市消防団 春の合同演習

2024年06月12日 10:50更新

十日町市消防団に所属する5つの地域の方面隊が一堂に集まって日頃の訓練の成果を披露する、春の合同消防演習が9日(日)に信濃川河川敷のつまりっ子広場で初めて開かれました。

十日町市内での春の消防演習はこれまで旧市町村の方面隊ごとに行われてきましたが、広域災害が起きたときのスムーズな連携や対応につなげようと、今回初めてすべての方面隊が一堂に集まり合同で行われました。参加したのは十日町、川西、中里、松代、松之山の5つの方面隊をはじめ、本部や女性部も含めた総勢773人の消防団員と消防ポンプ車など32台です。

演習の前には各部隊の人員確認や待機姿勢、服装が乱れていないかなど、規律ある行動の点検を関口市長が行いました。続いて大規模火災を想定して各方面隊が連携して放水を行う訓練が披露されました。

この訓練では異なる6つ部隊がポンプ車の出動やホースの延長、放水の際の安全管理などの作業を分担して行ったため、初めての連携に苦戦する団員の姿も見られました。

十日町方面隊第1分団 佐藤 隆さん
「私は30年やっているが、毎年のことながら放水訓練がためになる。とにかく火事を起こさないでほしい。個人ではどうすることもできないと思うが、団員みんなで協力しながら対処したいと思う」

十日町方面隊第5分団 波形 恵介さん
「消防団はよく地域の防災の要と言われているが、全員で意識を持って取り組んでいけるといいと思う。ビラ配りや火の用心を重点的にやっている。日々の訓練もやっている。消防小屋の器具点検をしたり、地域の消火栓や防火水槽の維持管理をしている」

 

演習のあと、長年に渡り消防団の活動に尽力した功労者と地域で3年以上火災がない部隊に対し、表彰状が贈られました。

十日町市消防団 樋口 茂吉 団長
「みなさんは防災のリーダー。住民の皆さんから、ますます期待をされている存在であり消防団員として、これからもますます研さんを重ね、有事の際は率先して皆さんから災害に立ち向かってもらいたいと思っている。十日町市消防団は1つの消防団を目指して検討している。広域災害に強い消防団、何より皆さんがやりがいを持てる消防団作りに取り組んでいる」 

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