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吉田小150周年記念公演「落語と紙切り」児童生徒114人が古典芸能楽しむ

2024年06月24日 16:20更新

十日町市立吉田小学校の創立150周年を記念した「落語と紙切り」の公演が21日(金)に同校の体育館で開かれ、地域の子どもたち114人が真打の古典落語や紙切り芸などプロによる寄席の舞台を体験しました。 

吉田小学校は明治7年3月18日に創立され、今年で150周年を迎えました。この公演は学校がその記念事業にしようと、文化庁の学校巡回公演事業に応募して実現したものです。体育館に訪れたのは三代目桂小南さんと柳家喬之助さんの2人の真打と落語協会所属の紙切り師、林家八楽さんです。公演には吉田小学校の全校児童のほか、近隣の鐙島小学校と吉田中学校の児童生徒114人と地域住民も招待されました。

三代目 桂小南さん

柳家喬之助さん

林家八楽さん

寄席では桂小南さんが古典落語の「ねずみ」、柳家喬之助さんは「初天神」、林家八楽さんが即興の紙切りを披露したほか、吉田小学校の2年生から6年生までの5人が紙切り大喜利に挑戦し、「山」というお題でキノコやゼンマイなど里山の食材を即興で表現しました。

6年生 
「紙切りではすぐには思うように切れなかったが、どんぐりを上手に切れたのでよかった。落語や紙切りをもう一度見たいと思った」
 
「テレビで落語を見たことはあったが、生で見るのは初めてだった。学校のみんなが落語などを知って、たまに全校で落語をして、おもしろい学校にしたいと思った」

十日町市立吉田小学校 金子和宏 校長
「子どもたちは非常に反応がよく、笑顔や笑い声もたくさん聞かれてよかった。150周年とともに起業家精神を育む活動も行っている。失敗を恐れずに様々なことに挑戦し、たくましい子どもたちに育ってほしい。地域の人たちは教育活動を応援してくれていて、地域の起業している人たちに協力してもらい、知恵やノウハウを教えてもらいながら、教育に活かしていきたい」

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