2024年06月28日 11:02更新
おもてなしの心得を巡る旅!
全国の自転車愛好家が集うイベント「ツールド妻有」にボランティアとして参加する十日町市立中里中学校の1年生が27日(木)、ライダーたちの過酷さを理解しようと実際のコースを巡りました。
去年の様子
ツールド妻有は大地の芸術祭の開催に合わせて2006年から行われているサイクリングイベントです。ライダーたちは最短70㎞から最長120㎞まで3つの中からコースを選び、作品を鑑賞しながら里山の自然や地元住民手作りのグルメが堪能できます。
中里中学校ではイベントのスタートとゴールを兼ねる「ミオンなかさと」が近いことから一緒に盛り上げようと去年から生徒の中から有志を募って運営の協力を始めました。今年からは全校生徒67人が授業の一環としてボランティアに参加します。
この日は1年生16人がイベント実行委員会の小針伸広事務局長に案内を受け、実際に参加者が走るコースをバスで巡りました。
このうち選手が食事や休憩をするエイドステーションの松代支所に立ち寄り、ここで長年ボランティアをしている、そばや清兵衛の店主小海誠さんからおもてなしの心得を聞きました。
今年のツールド妻有は8月25日(日)に開かれます。中里中学校の生徒は当日、ゴールエリアに集まり吹奏楽部が演奏で完走者を出迎えるほか、一般生徒たちがライダーに完走状を手渡すなど大会運営をサポートする予定です。
生徒
「コースは結構坂が多くて自転車で走ったら辛そう。長い距離を走って疲れていると思うのでお疲れ様言葉で出迎えたい」
ツールド妻有 小針伸広 事務局長
「どういうコースを走り抜けて来るのか、ライダーの大変さを感じてもらった。自分ができる最高の笑顔で出迎えてもらいたい」
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.