2024年07月23日 12:19更新
インターネットやSNSをきっかけにした犯罪に巻き込まれないよう、地元の高校生が23日(火)、十日町駅を利用する通学中の生徒にチラシを配って被害防止を呼びかけました。
呼びかけを行ったのは県立十日町高校の3年生5人と十日町総合高校の2年生3人です。高校生が夏休みを前にインターネットやSNSを使った被害に巻き込まれないよう、警察官や防犯協議会のメンバーなどと一緒に十日町駅の東口と西口に分かれて、登校前の生徒たちにチラシ100枚を配って注意を呼びかけました。
呼びかけた十日町高校の生徒
「このような事件をニュースでよく見るようになったので、気を付けてほしいと呼びかけた。犯罪は無くなってほしいし、自分も気を付けたい」
呼びかけた十日町総合高校の生徒
「SNSは自分もよく使う。SNSが原因でトラブルになったことがあると聞いたことがあるので、このようなことは無くなってほしい」
十日町警察署によりますと、SNSなどを原因とした犯罪被害は去年、県内で27件発生していて、被害者の内訳は高校生16人中学生10人小学生1人でした。今年に入ってからは5月末時点で9件発生し、昨年同時期の6件に比べて3件増えています。
十日町警察署 生活安全課 小柳津穂 課長
「夏休みにかけてスマホを使う時間が増える。SNSをきっかけに友人とのトラブルになったり、個人情報を載せることで犯罪の被害に合う可能性もある。SNSでの会話では相手の気持ちになって言葉遣いに気を付けてほしい。もし、不安があるときは一人で悩まず、家族や学校、警察に相談してほしい」
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