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終業式終わってさぁ夏休み!水沢小学校は2学期から新校舎で生活!

2024年07月25日 14:19更新

十日町市内の小中学校では1学期の終業式が行われ、夏休みに入りました。このうち水沢小学校では去年秋から始まった校舎の改修工事が終わり、新しくオープンスペースになった教室などが24日(水)に公開されました。 

水沢小学校の終業式は24日(水)に行われ、全校児童153人が体育館に集まりました。式では1、3、5年生の代表児童が1学期に頑張ったことや夏休みにしたいことを発表しました。

水沢小学校では校舎の改修工事の間、児童たちは去年の2学期から約1年間仮設校舎の1つのフロアで過ごしてきました。田村晃夫校長は「狭い仮設校舎で上級生が下級生の面倒を見て、下級生も協力している姿を見ると、水沢小学校はすごいなと思った。窮屈で不便だったがみんなが成長した1年だった」と振り返りました。このあと児童は教室に戻り1学期の通知表を受け取りました。

3年生
「一学期は算数と社会を頑張った。夏休みは勉強や楽しいことをしたい。仮校舎では休み時間、友だちと遊んだり、似顔絵を描いたりして思い出がたくさん詰まっている」
「夏休みは自由研究を頑張りたい。新しくできた校舎は綺麗だった。友だちといっぱい遊びたい」

一方、水沢小学校の東校舎は建設から42年が経ち、今後も建物を使い続けられるよう長寿命化に向けた改修工事が去年9月から行われてきました。改修では地上4階建ての鉄筋コンクリートの骨組みはそのまま残し、壁や天井の内外装をはじめ、電気設備や給排水設備をすべて新しくしました。総事業費は9億6000万円となっています。

十日町市教育委員会 渡辺寿紀 主査技師
「新築と違い、元々ある構造体をメインに使って再利用し、内装と外装をきれいに仕上げた、環境に配慮された建物。コストも建て替えに比べて大分抑えられた事業だった」

今回の改修によって普通教室の面積がこれまでの1.5倍に広がり、自由度の高いオープンスペースが生まれました。ここでは机やイスを動かさずに床に紙を広げてグループ活動ができるなど、多様な学習に応じた授業運営ができます。またオープンスペースの扉を開ければ、隣のクラスや学年の垣根を超えた活動も可能となりました。

このほか車イスに対応したエレベーターやトイレの設置などバリアフリー化が進められたほか、仮校舎の建設によってグラウンドから伐採されたサクラの木材が教室の表札や身長計などに再利用されています。

十日町市教育委員会 渡辺寿紀 主査技師
「雰囲気的にも明るく温かみがあり、工事の関係で切らざるを得なかったサクラをこれからも使えるような部分で再利用できたことは大きな成果。子どもたちが安全に使えるよう、子どもの目線の高さで考えた。毎日、この学校に来るのが楽しみだなと思ってもらい、いきいきと活動してもらえる校舎になってほしい」

今後、夏休み中に児童、教員、保護者で机やイス、図書などの引っ越しを行い、2学期が始まる8月29日(木)から新しい校舎の生活が始まります。

水沢小学校 田村晃夫 校長
「地域やいろいろな方々から協力を頂いて、素晴らしい校舎を作ってもらい、子どもたちも喜んでいる。地域の思いが詰まった校舎・学校なので、今後もその思いを大切に学校を作り続けていきたい」

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