2024年08月06日 15:52更新
中里地域で毎年恒例の「清田山キャンプ場まつり」が4日(日)に開かれ、会場に訪れた約350人がアウトドアにちなんだアクティビティやステージパフォーマンスを楽しみました。
清田山キャンプ場まつりは大自然が感じられる中里地域の夏の一大イベントとして、キャンプ場の管理を行うNPO法人「GGG」と地元の若者たちが開いています。会場にはキッチンカーや屋台のグルメほか、キャンプ場ならではのアウトドアにちなんだアクティビティなど12のブースが並び、この日は親子連れなど約350人が市内外から訪れました。
このうち伊乎乃の里・縄文サポートクラブのブースでは、ハンカチを染め上げるワークショップが開かれました。この赤い染料は土から取れる酸化鉄を主成分とした「ベンガラ」と呼ばれ、縄文時代にも使われていたものです。
津南町から 姉妹で参加
「染めるのが楽しかった」
「初めてで緊張したけど楽しかった。またやってみたい」
こゆきチンドン
また会場中央の特設ステージでは魚沼地域で活動する「とぅまりんけ×アフリズムセッション」と「こゆきチンドン」によるパフォーマンスが行われ、訪れた人は大自然の中で演奏を楽しんでいました。
とぅまりんけ×アフリズムセッション
地元から
「お客さんも喜んでいるし、みんな一生懸命だからいいと思う」
「初めて子どもたちと来た。暑かったが楽しく過ごすことができた。自然がたくさんあるところだったので、もっと触れ合える機会が増えるといいと思った」
このイベントは元々、清田山集落の夏まつりでしたが、高齢化などを理由に地元だけでの継続が危ぶまれたため、7年前に「GGG」が運営を引き継いだ経緯があります。「GGG」ではキャンプ場の活用と合わせて中里地域に留まらず、地域内外の人が足を運ぶイベントに育てていきたいと話しています。
「GGG」小針伸広 代表
「私たちが関わっているのはほんの一部の時間なので、清田山集落が一生懸命やっていた祭りを継続するという強い気持ちでやっている。私は10年前に十日町に来たが、ものすごく自然が豊かだというところが1つの資源だと思っているので、胸をはって県外市外の人たちを受け入れてもらいたい」
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