2024年08月19日 16:21更新
十日町駅西口公園で「十日町市民盆踊り大会」が16日(金)に5年ぶりに復活し、浴衣姿の地域住民やお盆で帰省していた人など約400人がやぐらを囲んで踊りを楽しみました。
十日町市民盆踊り大会はコロナ禍の間は実施が見送られ、今回5年ぶりに復活しました。盆踊りは現在でも市内各地で踊られている「十日町小唄」と「深雪甚句」のほか、元々は柏崎地方の民謡として江戸時代初期から十日町でも踊られてきた「三階節」の3曲をメインに踊りました。
今回はさらに、県内にある佐渡金山が世界遺産に登録されたことを記念して、運動の応援歌でもある「金山節」も炭坑節の振り付けで踊りました。会場には浴衣姿の地域の人やお盆の帰省客など約400人が集まり、1時間30分にわたって4曲を繰り返し踊りました。
参加した子ども
「盆踊り大会は初めて来た。絶対踊りを覚えて踊りたい。来年も絶対に来たい」
市内からの参加者
「みんなが汗かきで頑張った。三階節は前からある踊りなので講習会もあったし、よかった。(盆踊り大会は)ずっとこれからも続けていけたら楽しいと思う」
市内からの参加者
「先祖を供養しながらお盆の行事として、やぐらと照明と夜店の中で大勢の人が集まった。楽しいお盆行事ができて来年もずっと続いて十日町の文化になるようにと思う」
この盆踊り大会はお盆の恒例行事を復活させ、十日町に伝わる民謡を次の世代に繋いでいこうと市内全域から参加できる催しとして2013年から始まりました。当初は盆踊りだけでしたが、今回は5年ぶりの復活が重なり、訪れる人により楽しんでもらおうと、市民による歌謡ショーや景品があたる大抽選会も催されました。
第12回十日町市民盆踊り大会実行委員 庭野政義 委員長
「市民盆踊り大会はお墓参りと先祖の供養だと思って来てもらえればありがたい。十日町小唄や深雪甚句、三階節は十日町の地の物であって子どもたちに伝えていきたいというのが基本にあり、伝承していく大人の義務がある。毎年盆踊り大会を行って、子どもたちにつなげるようにやっていきたい」
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