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十日町産コシ品質検査スタート 出だしは1等米9割以上で平年並み

2024年09月13日 10:37更新

十日町市産の今年のコメの品質検査がJA魚沼川西営農センターで始まりました。去年、記録的な猛暑の影響を受け品質低下が目立った「魚沼産コシヒカリ」の今年の出だしは、1等米が9割以上と平年並みの水準に戻りました。

12日(木)に川西営農センターで検査されたのは、十日町市の川西地区や吉田地区で採れた「コシヒカリ」や「こしいぶき」などの玄米合わせて約37tです。

検査員は専用の機械を使って水分量を測ったり、ピンセットを使って一粒ずつコメの割れ具合や未熟な粒が無いかを確かめていました。

検査の結果、この日の午前中に確認されたコシヒカリは全て1等米となりました。JA魚沼によりますと、今年も去年に続き、高温障害や水不足が心配されたものの、例年並みの気温や降水量に落ち着き、稲の成長はおおむね順調だったということです。一方で日照時間が例年より少なかったことで稲の丈が伸び過ぎたことや、8月末の大雨で多くの田んぼで稲が倒れたことで、今後検査するコメは現時点より、やや品質が下がるのではと危惧しています。

JA魚沼 柄澤和久会長
「今のところ検査が始まったばかり。特にコシヒカリはまだ少ないので参考程度として、1等米の比率は90%以上と平年並みのスタートで安心している。栽培期間中も広報したり、現地研修など重ねた中で説明をさせてもらった、その成果が出ている。全国的な米不足が騒がれているが、随時新米を出荷しているので、店頭にはきれいにお米が並ぶのでご安心してほしい」

十日町市内では9月15日頃からコシヒカリの検査がピークを迎え、9月下旬には農産物直売所「四季彩館ベジぱーく」などに新米が並ぶということです。

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