2024年11月07日 12:13更新
この夏、広島市で開かれた平和記念式典に出席した十日町市立水沢中学校の生徒5人が5日(月)、現地で学んできた経験を全校生徒の前で報告しました。
十日町市では平和の尊さを感じ次の世代に伝える担い手になってもらおうと、市内の中学生を毎年8月に広島市で開かれる平和記念式典に派遣しています。今年は水沢中、吉田中、下条中、まつのやま学園の4校から13人が2泊3日の日程で、式典のほか、平和記念資料館や被爆者を受け入れる原爆養護ホームを訪ねました。
このうち水沢中の生徒5人は視察の様子をスライドで紹介しながら、命の尊さや戦争の悲惨さなど、現地で感じた思いを全校生徒の前で発表しました。
「心に残ったこと言葉は『願うだけは平和は訪れない』。この当たり前のことができなかったから、今も苦しんでいる人がいる。これからの時代を生きていく私たちで平和をつくっていきたい」
発表を聞いた生徒
「話を聞いて切ないと思った、原爆のことをいろいろな人に伝えたいと思った」
水沢中 派遣代表生徒 3年 金澤由花さん
「漫画をきっかけに広島の原爆について知りたい気持ちがあって参加した。被爆した当時の状況が写真であって、被爆者のやけどを見て心が痛くなった。被爆者の現状を知ってそれを伝えていくことが大事だと思った」
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