2024年12月16日 16:45更新
第32回全国中学校駅伝大会が15日(日)に滋賀県で開かれ、新潟県の代表として通算4回目の出場となった十日町市立南中学校の女子はチーム目標だったベスト16に入る、15位の成績となりました。
全国中学校駅伝大会の女子の部には都道府県予選を勝ち上がった48チームから約370人が出場しました。レースは希望が丘文化公園内の陸上競技場と起伏のある芝生ゾーンを周回する12㎞のコースを、5人でタスキをつなぎます。
南中学校はコースの試走を重ね、県大会や北信越大会の時から大幅にオーダーを変えて臨み、ベスト16入りを目指しました。1区を託されたのはこれまでアンカーを任されていた蔵品和花(2年)。思い通りの走りができたと全体23位で2区の樋口琳(3年)にタスキをつなぎました。
樋口は6人に追い越されながらも食らいつき、3区の田村爽(2年)へ。
田村は再び順位を6つ上げ、競技場に入ったラスト50mでさらにスパート。区間8位となる快走を見せました。続く4区は大会前の試走で好タイムを見せ、初めてメンバーに抜擢された髙橋愛希生(1年)です。
髙橋は期待に応え、堂々とした走りで2人を追い抜き、21位に浮上します。アンカーはこれまでスターターを任されてきた阿部杏菜(3年)。
2回目の全中駅伝出場となるキャプテンにタスキが託されると、阿部はチームの思いを背負ってトラックに駆け出しました。リラックスした気持ちで走れたと話す阿部は区間7位のタイムで6人を抜き、タイムは44分1秒でチーム目標のベスト16を1着上回る全体15位でフィニッシュしました。
3年 樋口琳 さん
「2区は速い選手が多く、順位を落としてしまったが楽しんで走れた。3区以降のメンバーが順位を上げてくれて、目標の16位以内に入れて良かった。楽しいチームだった」
キャプテン 3年 阿部杏菜 さん
「(スタート時は)自分の順位がわからなかったので、前の選手を追いかけたら良い順位でゴールできて良かった。メンバー全員がこれまで練習してきたことを全て出し切った。2回目の全国駅伝で緊張すること無く、いい感じで走れた。このメンバーで最後の駅伝を楽しめて、良い結果で笑顔で終われて良かった」
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