2024年12月18日 11:28更新
十日町市と長年にわたり交流を続けている姉妹都市のイタリアのコモ市へ、交換留学生として派遣される地元出身の女性2人の壮行会が十日町商工会議所で13日(金)に開かれました。
イタリアのコモ市に交換留学するのは、中条出身で「十日町産業文化発信館いこて」で接客を担当している根津梨々花さん22歳と、西本町出身で中央大学2年生の吉越千紘さん19歳の2人です。
十日町市とコモ市は絹織物の産地が縁で1975年に姉妹都市提携を結んでいて、交換留学は互いのまちの未来を担う青少年を育てる目的で行われています。これまでに十日町市から29人がコモ市に派遣され、コモ市からは28人を受け入れています。2人は12月19日から来年1月3日までの2週間、現地でホームステイします。
十日町コモ姉妹都市交流協会 西方勝一郞 会長
「2週間という短期間だが有効に生かしつつ、この今回の財産を日本に帰ってきてから大いに生かしてもらいたい。どんどん果敢に挑戦して自分の人生を切り開いていってもらいたい。そしてゆくゆくはこの十日町に貢献してもらえれば、これに次ぐ喜びはないので頑張って留学してきてほしい」
海外に興味があった根津さんは、コモ市に交換留学したことがある職場の人から体験談を聞いたことをきっかけにこの事業に応募しました。
根津 梨々花さん
「不安な気持ちがとても募っているが楽しんできたいと思う。私は食文化で、日本でもイタリア料理は味わえると思うが現地だと違うと思うので現地の料理を楽しんできたい」
また吉越さんは、大学法学部の国際企業関係法学科で国際法を学んでいて視野を広げようと手を挙げました。
吉越 千紘さん
「コモ市と十日町市は織物産業でつながりがあるのでどんな違いがあるのか、あとは年末年始の過ごし方について知りたい。海外の大学生と関わる機会はあまりないので、どんな勉強や生活を送っているのかについてお互い共有できるといい」
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