2025年01月28日 11:46更新

先輩が古巣で楽しく指導！

県立十日町高校の野球部員が地元の小学生に野球の楽しさを伝える催しの出張講座が26日（日）初めて開かれ、学童野球チーム「E‐Rex」の練習会場に6人の高校生が訪問しました。

この催しは競技人口の拡大や小学生と高校生の互いのスキルアップを目的に、十日町高校の野球部と越後妻有ベースボールプロジェクトが定期的に開いています。これまでは地元の学童チームが十日町高校の練習場に訪れていましたが、今回は初めて高校生側が学童チームの練習場に出張しました。

十日町高校野球部 矢口公一監督
「参加人数が多いと1会場では難しい。今年から初めての試みとして出張をやっている。冬の練習でモチベーションをあげながら、春に雪が溶けたところで思いっきり野球をやれるように、この時期もがんばろうという意味合いでやっている。ほんの少しずつの活動にはなるが、この地域が野球を通して盛り上がっていきたい」

出張講座には東小学校で練習するE‐Rex所属の小学1年生から6年生までの14人が参加し、十日町高校からはマネージャーを含めた6人の部員がコーチとして訪れました。このうちの3人はE‐Rexを卒団したOBで、今回の練習メニューを中心になって考えました。E‐Rexのメンバーは高校生からアドバイスを受けながら、キャッチボールやバッティングの基礎練習に励んだほか、レクリエーションとしてドッジボールも楽しみました。

E‐Rexの選手
「高校生が教えてくれてうれしかった。一緒に野球できるので楽しい。アップやドッジボールが一緒にできて楽しかった」
「高校生はいろいろ話しかけてくれて優しかった」

E‐Rex OB 越井翔さん
「自分たちが中心となって盛り上げるのが課題だった。みんなが楽しんでくれてとても良かった。これからの将来の野球を担う人たちなので、頑張ってほしい」

E‐Rexコーチ 樋口健一さん
「十日町高校野球部は、この地区で1番の野球部。現役の野球部員が直接教えてくれるので、子どもたちにはこうなりたいという目標になる。楽しくまた高校生のお兄さんたちを目標にしてやってもらいたい」

「学童と十高野球部のエンジョイ・ベースボール‼」は、2月中も十日町高校の室内練習場で開かれます。