2025年05月20日 15:36更新
消防救助の技術を競う県大会を前に十日町地域消防署の救助隊員が16日(金)に十日町地域消防署で、日ごろの訓練の成果を披露しました。
消防救助技術大会は模範となる救助隊員の育成をめざし、隊員が日頃の訓練で培った救助技術を競います。
ロープブリッジ救助
県大会には「ほふく救助」を含め、「ロープブリッジ救助」「障害突破救助」の3種目に本署から7人、しぶみ分署から2人、南分署から3人のあわせて12人が出場します。
引揚救助
この日は関係者が見守るなか、隊員がほふく救助、ロープブリッジ救助、引揚救助、障害突破の4種目を披露しました。
ほふく救助は、ビルの中や地下街などで火災が発生した想定で煙に巻かれた人を救出する訓練です。1人が空気呼吸器を着装し、長さ8mの煙道内に入り、要救助者を探して屋外に救出します。
十日町地域消防チームは平成20年に全国大会のほふく救助の部で準優勝になった実績があります。
副士長 藤田大誠 チームリーダー
「選手全員が今できる実力を最大限実施できたが、まだ課題が多く残っているので県大会までの一か月半訓練に尽くしていきたい。普段、それぞれメンバーの所属が違うので、訓練に参加ができるメンバーが少ない時でもその中でできることをやって、揃った時には良い訓練になるよう取り組んでいる。県大会ではそれぞれが技術を出し切って上位大会に進めるよう悔いのないようにしたい」
十日町地域消防署 山崎哲嗣署長
「まだまだ動きにぎこちない部分があったので残り1か月半で改善してもらいたい。まずは東北大会で勝てるようなチーム作りをしていきたい。訓練での消防技術の技術向上は市民のためになるので、安全で迅速な動きを目指している。訓練で技術やチームワークを育てていきたい」
障害突破
県大会は来月2日(水)新潟市で開催されます。
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