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空からアユを運びます!清津川などにドローンを使って稚魚を放流

2025年05月21日 18:25更新

7月中旬のアユ釣りの解禁を前に中魚沼漁業協同組合が21日(水)、アユの稚魚約8万5000匹を清津川などに放流しました。ことしも稚魚を運ぶのに使ったのは空を飛ぶドローンです。

中魚沼漁業協同組合では多くの人にアユ釣りを楽しんでもらおうと、毎年この時期信濃川水系の清津川と釜川、中津川に稚魚を放流しています。

ことしは村上市の三面川で重さ6gほどまで育てられた稚魚約8万5000匹を3つの河川の約20地点に放ちます。

組合ではメンバーの高齢化や担い手不足を背景に、バケツに入れた稚魚を川岸まで運ぶ方法をやめ、2年前からドローンを活用して空から稚魚を運搬しています。ことしの作業は上越市の測量会社かみえちご測地が協力し、大型ドローンに稚魚を入れたバケツを専用のベルトで吊り下げ、駐車場にいるオペレーターが数百m離れた川岸で待機している組合員までドローンを操作して稚魚を届けました。

こうすることで川の流れが穏やかになっている岩場などアユが育ちやすいポイントに直で稚魚が運べるほか、大勢で川辺の危険な場所を通って作業せずに済むメリットがあります。

中魚沼漁業協同組合 鈴木登 組合長
「組合員が高齢化、川原は見ての通り危なく実施問題組合員では作業できないので、安全第一ということでドローンを使ってやっている。流れのゆるい所など、稚魚が休んでいられる場所を目がけて放流している。清流で育った魚はおいしいとお客から好評を得ている。漁協ではアユやイワナヤマメなど放流しているので是非来て釣ってください」

ことしの中魚沼漁協管内でのアユ釣りの解禁日は7月12日土曜日です。組合ではおとりアユの購入者に稚魚を放流した地点のマップを配ります。詳しくは中魚沼漁業協同組合までお問い合わせください。

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