2025年07月08日 17:16更新
振り込め詐欺の被害を防ごうと中里なかよし保育園の年長園児が8日(火)、中里ショッピングセンターユーモールなど3か所の街頭に立ち、チラシ付きのティッシュを配って注意を呼びかけました。
振り込め詐欺の被害防止を呼びかけたのは認定こども園中里なかよし保育園の年長園児21人です。この活動は中里地区自治防犯協会が10年以上前から地元の園児たちと一緒に取り組んでいます。
園児たちはユーモールのほか、中里支所とJA魚沼中里支店の3か所に立ち、「振り込め詐欺には気を付けてください」と訪れた人に呼びかけながら、ポケットティッシュ210個を配りました。
ポケットティッシュには注意を促すメッセージと、園児たちがイメージしたおじいちゃん・おばあちゃんのイラストが描かれました。
園児
「詐欺の電話がかかってきて騙されてお金が取られてるから、詐欺に合わないように『振り込め詐欺に気をつけて』と書いたポケットティッシュを渡した」
「お金を騙されて取られる人がいなくなるといい」
十日町警察署によりますと、管内の特殊詐欺の被害件数はことし5月末までに3件発生し、被害総額は約121万円となっています。
中里地区自治防犯協会 高野孝雄会長
「小さいころからこのような活動に参加することによって、子どもたちにも詐欺被害に対する気持ちを持ってもらいたい。このような呼びかけは園児から言われると高齢者にはインパクトが強いと思う。詐欺に騙されないようになってほしい」
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