2025年07月09日 18:05更新
覚せい剤や大麻など薬物の乱用を防ごうと、市内の高校生5人が指導員と一緒に十日町駅前で通勤、通学する人にパンフレットを配って、呼び掛けする街頭キャンペーンを9日(水)に行いました。
新潟県では「国際麻薬乱用撲滅デー」にあわせて、麻薬や覚せい剤などの違法薬物を使わないよう呼び掛ける「ダメ。ゼッタイ。」普及運動を7月19日まで各地で展開しています。十日町駅の東口と西口で街頭キャンペーンに立ったのは、県立十日町高校の生徒会役員の3年生と十日町総合高校のボランティアサークル所属の3年生あわせて5人です。
生徒たちは薬物乱用指導員と一緒に朝の通学や通勤の時間に合わせてチラシや啓発物など300部を駅の利用者に配り、オーバードーズなどの薬物乱用の危険性を訴えました。
十日町高校 3年生
「薬物乱用は、今までの人生がひっくり返っちゃうくらい恐ろしい物。このキャンペーンを通して十日町市に薬物乱用防止が広がって、クリーンでステキな町になったらうれしい」
「依存性があるので1回使うだけで人生が変わってしまうから行わないように気をつけたい。薬物乱用防止活動にまた参加してみたいと思う」
なお市内ではおととし、高校生が乾燥大麻を所持し警察に逮捕される事案が1件発生しています。
十日町市保健所 内山美智恵さん
「高校生に協力してもらうことで、より身近な問題だと感じたり関心を持ってもらいたい。近年、若い層の薬物乱用問題が大きくなっている。都会だけの問題だと思わず、学生のうちに薬物乱用防止の意識をしっかり持ってもらいたい」
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