2025年12月17日 12:01更新
来年4月から「クロス探究科」を新しく設置する県立十日町高校は新潟医療福祉大学と高大連携協定を結ぶことになり、締結式が15日(月)に新潟市で開かれました。
十日町高校は大学や研究機関と連携した探究的な学びや、文系や理系の枠にとらわれない学習に重点を置いた新たな学科、「クロス探究科」を来年度から設置します。締結式では十日町高校の鈴木勇二校長と新潟医療福祉大学の西澤正豊学長が出席し、協定書に署名しました。
新潟医療福祉大学は来年度には6学部16学科となり、リハビリテーションや医療技術、看護などの分野を学べるほか、スポーツや健康科学を専門的に学べる日本最大級の医療系総合大学です。高大連携によって十日町高校の生徒は大学が提供するプログラムへの参加や大学施設や授業の見学ができるようになるほか、高校での探究活動のサポートが受けられるようになります。具体的には、探究活動で高校生に身近な部活動をテーマに、運動生理学の分野などの深い研究ができるようになります。
新潟医療福祉大学 西澤正豊 学長
「特にこれから地域で不足すると想定される医療福祉系の人材育成に、地域が一体となって協力して貢献することを目指したいという取り組み。医療福祉系やスポーツの分野を志す高校生がいると思うので、ぜひ理解を深めてもらい、探究の時間の研究の手伝いができると思う」
十日町高校 鈴木勇二 校長
「生徒に自ら学ぶということをさせていきたい。大学ではどのようなことを学ぶのだろうかと、そういったことを視野に入れながら、自分たちの学びを深められるようにしていきたい。大学の強みを生徒に見せてもらい、生徒の研究につなげいければと思う」
なお、十日町高校は8月に新潟薬科大学とも高大連携協定を結んでいます。
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