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十日町市松之山の「薬湯山塩」を世界へ!国際的食の祭典でPR

2022年10月13日 15:23更新

十日町市松之山で塩の製造販売を行っている「まつのやま塩倉」が、このほどイタリアのトリノで開催されたスローフードの国際的祭典「テッラ・マードレ・サローネ・デル・グスト2022」に日本代表として参加し、松之山温泉の源泉を焚いてつくる塩「薬湯山塩」を世界にPRしました。

この催事は、食を共通テーマに世界130か国から生産者、料理人、研究者などが3000人以上の代表者が集まる世界最大規模の食の祭典です。9月22日から26日にかけてイタリアのトリノで開催され、35万人以上の来場があったということです。

日本からスローフードの代表者60人が参加。このうち、初めて参加した「まつのやま塩倉」は、米どころ新潟県十日町市の魚沼産コシヒカリと薬湯山塩を使った「おにぎり」を提供し、世界の人々に和食文化を伝えました。また十日町市地域おこし協力隊と十日町地域振興局の職員が通訳とサポートで参加し、十日町市の雪文化を発信しました。

松之山の源泉である1200万年前の太古の化石海水を薪でじっくり焚いてつくる塩

まつのやま塩倉は、日本三大薬湯のひとつ「松之山温泉」の源泉である1200万年前の海水から塩を作っています。薪でじっくりと焚き、時間をかけて製造した「薬湯山塩」は、まろやかでやさしい味が特徴。ミネラル成分が天然のうまみとなり、素材そのものやシンプルな料理を引き立てるということです。

まつのやま塩倉のブースに訪れた人たちは、おにぎりを通じて山塩を味わい、興味を示していました。

来場者
「優しい味で塩がきめ細かい。温泉から塩ができるとは知らなかった」
「日本を訪問した際は、塩づくりを体験してみたい」

ブースでは、まつのやま塩倉のメンバーが展開する「はちみつしろう」の日本ミツバチのハチミツや、「まつのやま茶倉」のホーリーバジルティーなども提供されました。

まつのやま塩倉 メンバー
「塩づくりや廃材・間伐材の利用、地域への貢献を考えてさらに良く、持続する価値を提供し続けられる事業として進めていく所存です。塩焚き体験の受け入れも計画しており、松之山の大自然の中、ともに火を囲み塩を焚く楽しさと、その空間での豊かな時間を共有できればと願っております」

まつのやま塩倉
■住所:十日町市松之山732-1
■電話:025-594-7737
■ホームページ:https://www.mother-siokura.com/shop/

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