2023年11月09日 18:23更新
秋の火災予防運動にあわせて、十日町消防署の一日消防署長に妻有地域で活動する災害救助犬が任命されました。
一日消防署長に就いたのは山岳遭難者や災害で建物の下に取り残された人を捜すために特別な訓練を受けている災害救助犬、ケイト号、メスの7歳です。
災害救助犬は、消防からの要請を受けて捜索をするほか、消防署で訓練を重ねている縁で、今回、動物として初めて一日署長に抜擢されました。
ケイト号とトレーナーにはこの日、服部勝志消防長から辞令書と署長用のタスキが手渡されました。
ケイト号は火災予防運動中に管内に全戸配布される防火短冊のモデルにも起用されています。
任命式のあと、ケイト号は消防署員と一緒に十日町市馬場にあるこども園あおのもりを訪れ、園児108人の前で災害時を想定した捜索訓練を披露しました。
園児
「格好良かった。園長先生を捜していた。かわいかった。火事になったら大人に火事って知らせる。通報して消防署に知らせる。火の用心!」
秋の火災予防運動は今月9日から15日水曜日までの1週間です。ストーブなど暖房器具の使用が多くなる時期に合わせて市民へ注意を呼びかけます。
十日町地域消防本部 服部勝志 消防長
「これからの時期、ストーブの給油の際には火を消してから給油してほしい。火は危ないものと感じながら、取り扱いを注意してほしい」
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