2024年01月16日 18:44更新
今月1日に発生した能登半島地震の被災地に義援金を贈ろうと、十日町市内の商業者で作るボランティア団体「だるまの会」が特製のチャリティラーメンを企画し、15日(月)市民交流センター分じろうで振る舞いました。
だるまの会は2011年の東日本大震災と長野県北部地震を受けて、市内の飲食店経営者などが中心になって立ち上げたボランティア団体です。
今回、能登半島地震を受けて十日町市民を巻き込んだ支援の輪を広げようと、一杯500円のチャリティラーメンを企画し、売り上げの全額を義援金として被災地に送ります。
ラーメンはだるまの会の会員「手打ちラーメン万太郎」が麺やチャーシューなどの材料を提供しました。スープはにぼしと鶏ガラでとった、だるまの会特製のしょうが醤油味です。
この日は限定300食用意され、商店街を歩く人やチャリティ活動の知らせを聞いた人たちが分じろうに立ち寄り、義援金箱に寄付をして、アツアツの一杯を味わっていました。
食べた人
「温かくておいしい。おいしいものを食べた上で、少しでも募金で力になればと思う」
「スマホで活動の知らせを見てきた。募金箱があったから募金した。ちょっと役に立てばと思った」
「被災地には頑張ってくれとしか言えないが応援している」
だるまの会では、東日本大震災の際には岩手県山田町に炊き出しに向かったほか、熊本地震の際には義援金を集め、被災地の要望を受けてテントや扇風機、ドライヤーなどの支援物資を贈っています。
だるまの会 小杉幸二 会長
「だるまの会は中越地震の時に受けた支援が嬉しかったので、その嬉しい思いをほかのところでも分けてあげたいと始めた。最近活動はしておらず、正月にあんなに大きな地震が来るとは思わなかった。報道を見て、今が活動する時ではないかという話になり、十日町で義援金を集めようという話になった。被災地は火事で家が無くなったり、津波で流されたり、考えられない世界になってしまったが、被災者にはめげずに頑張って復興してほしいし、笑顔を無くさないようにしてもらいたい。いまは無理だが、いずれ3月か4月にくらいには向こうへ支援活動に行きたいと思う」
だるまの会では、20日(土)も午前11時から限定300食でチャリティラーメンの催しを分じろうで開きます。集めた義援金は小山大志県議を通して被災地に送られるということです。
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