2024年01月19日 12:40更新
十日町警察署管内で令和5年1月1日から12月31日までの1年間、交通死亡事故の発生が無かったことが分かりました。交通死亡事故ゼロの達成は市町村別に統計を取り始めた昭和40年以降初めてです。
郡市交通安全対策協議会によりますと、管内では令和4年7月23日、津南町下船渡の国道117号線で、道路を横断中の70代の女性が軽自動車にはねられた事故を最後に、交通死亡事故は発生していません。昨年末時点で交通死亡事故ゼロが526日続いたことになります。
また十日町市内だけで見ると、令和3年1月24日、中条旭町地内で国道117号線を横断していた70代の女性が軽乗用車にはねられた事故を最後に、交通死亡事故は発生しておらず、去年10月20日時点で交通死亡事故ゼロが連続で1000日続きました。さらに地域別では松之山地域が平成23年12月25日以降、11年以上死亡事故が無く、昨年末の時点で交通死亡事故ゼロが4390日にのぼっています。
協議会では交通死亡事故ゼロの継続に向けて例年、安全教室の開催や啓発活動に力を入れています。幼児向けに横断歩道の渡り方の指導、高齢者には運転支援機能が付いたサポートカーの乗車体験会の開催、さらにドライバーに向けては飲酒運転の防止を呼び掛けるオリジナルステッカーを作って飲食店やコンビニに配布するなど取り組んできました。
飲酒運転防止オリジナルステッカー
協議会の会長でもある関口市長は「初めて1年間交通死亡事故ゼロを達成できたことは、大変喜ばしいこと。私は運転マナーには地域性があり、当地域には思いやりのある運転手が多いと感じており、この地域性を継続・向上することで、交通事故の無い安全で安心して暮らせる地域づくりを進めたい考えております」とコメントしています。
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