2024年02月09日 10:03更新
第61回全国中学校スキー大会が7日(水)、長野県野沢温泉村で行われ、クロスカントリーのクラシカル5kmで十日町市立吉田中学校3年の相崎基さんが準優勝に輝きました。
全中のクロスカントリーには全国から男女合わせて530人が出場し、個人のクラシカルとフリー種目のほか県対抗のリレーが3日間にわたって行われます。初日のクラシカルは前日までの降雪と気温差によってコース上で雪質が変わる場所もあり、ワックス選びが難しいコンディションとなりました。
男子5kmには150人がエントリーし、十日町市からは9人が出場しました。このうち吉田中3年の相崎基さんは身長185cmの長い手足を生かした滑りを武器に優勝を狙いました。しかし、コース中盤で去年優勝した秋田県の選手に抜かれ、トップから36秒差の14分22秒5で2着に。去年の8位から躍進しましたが、悔しさ残る準優勝となりました。
相崎基さん
「悔しかった。全中にピークを合わせて練習をしてきた。体の調子もスキー板も滑って、コンディションはバッチリだった。1位の選手は小学生の頃から戦ってきたライバル。今日は自分の中でも今シーズンで一番良い滑りができたが1位の選手がそれ以上の力がった。次は勝ちたい」
また、県大会1位で全中に挑んだまつのやま学園3年の樋口幹都さんは初出場ながら14分33秒7で5位に入賞しました。
一方、女子3kmクラシカルには116人のエントリー中、十日町市から5人が出場しました。このうち南中2年の小林由奈さんは、後半の下りでスピードに乗りきれず、10分52秒8で9位に。去年の5位を上回ることはできませんでしたが、それでも新潟県勢で最高順位の入賞となりました。
小林由奈さん
「去年の順位を越えることができなかった。少し悔しい気持ちもあるが目標の入賞に入ることができて良かった。今後はもっと上を目指して来年はクラシカルで優勝できように頑張りたい」
なお8日(木)に行われたフリー種目では、十日町勢の入賞として相崎基選手が7位に入っています。
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