2024年02月15日 19:14更新
能登半島地震の被災者の力になりたいと、十日町市立田沢小学校の5年生が13日(火)、自分たちで育てたコメの売上の一部を義援金として日本赤十字社に寄付しました。
義援金を寄付したのは田沢小学校の5年生37人です。5年生は能登半島地震で被災した人たちの力になりたいとクラスで話し合い、去年自分たちで育てたコメの売上金の一部を寄付することにしました。
5年生
「石川県の被災したニュースをみて、自分にできることはないかと、5年生みんなで寄付しようと決めた。困っていることに使ってほしい」
この日、5年生は日本赤十字社の地区事務局になっている十日町市社会福祉協議会を訪れ、柳久局長に義援金2万円を手渡し、赤十字の災害支援の活動について説明を受けました。
国内で災害が起きた時、日本赤十字社ではケガした人を治療する医療チームを現地に派遣し、避難所や救護所で診療をするほか、毛布や生活用品が入ったセットなどの救援物資を送ります。
また全国から寄せられる義援金は被災した自治体を通じて、全額が被災者に届けられるということです。
児童
「赤十字がどんな仕事をしているか学べて良かった。小学生だけど石川県に行って被災者を助けてあげたいと思った」
十日町市社会福祉協議会 小野塚 敬之 課長
「人を気遣える心が大事。子どもたちの純粋な気持ちを我々が被災地とつないであげたい」
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