2024年02月16日 17:14更新
雪国の生活を体験しようと早稲田大学の学生13人がボランティアとして松代地域を訪れ、3日間にわたって福祉施設や一般住宅周辺の除雪に汗を流しました。
松代地域で除雪をしたのは、早稲田大学の学生ボランティア団体「まつだい早稲田じょんのびクラブ」のメンバー13人です。16日(金)は、松代福祉会が運営する就労継続支援事業所、しぶみの家のまわりで屋根から落ちた1m以上の雪を近くの側溝まで除雪しました。
学生たちはかんじき姿にスノーダンプを使って時折、雪に足を取られながらも約1時間半汗を流しました。この活動は3日間に渡って行われ、初日に地元の人からかんじきの履き方やスノーダンプの使い方を教わり、大地の芸術祭の作品家屋や一般住宅のまわりも除雪しました。
福岡出身の学生
「雪国の生活は九州に住んでいると、全然知ることがなかったので良い機会だと思って参加した。今回、雪掘り体験というだけでも大変なのに、毎日やるのは想像がつかない。ここでの活動のつながりを卒業後も続けたい」
交流活動は松代地域に大学の施設があった縁で始まり、2005年にまつだい早稲田じょんのびクラブが結成されました。これまで除雪のほかにも、松代観音祭りや越後まつだい冬の陣などイベントスタッフとして協力したり、夏休みには地元の小中学生を対象にした勉強会を開いています。今回の滞在でも地元の小中学校で一緒に給食を食べたりして交流を深めたということです。
松代支所 柳隆 課長補佐
「これを機会につながりを続けてほしい。子どもたちもいい刺激になると思うので早稲田大学を目指すような子がいてくれるといい」
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