2024年03月06日 17:54更新
地域に寄り添うナースたちの出発です!
県立十日町看護専門学校の卒業式が5日(火)、越後妻有文化ホール段十ろうで開かれ、和服姿の2期生36人が新たな門出を迎えました。
県立十日町看護専門学校は地域で活躍する看護師を養成しようと4年前に開校しました。卒業を迎えたのは男子5人、女子31人、合わせて36人の2期生です。
ほとんどの卒業生が着物のまちにちなんで和服姿で出席し、山﨑理校長から卒業証書を受け取りました。
山﨑校長は「医療看護の現場も確実に変化し、看護職の役割に対する社会の期待が高まっている。初心を忘れず温かい心で患者と向き合い、信頼される看護師に成長してほしい」と、はなむけの言葉を贈りました。
卒業生を代表して、高橋史織さんが「他県で生まれ育った自分には、地域の人と話をすることは、この越後妻有地域を知ることに繋がり、尊貴しながら実習することができた。この地域で看護師になって地域を支えてほしいと言われ、地域の人からの期待を感じ、地域医療における看護の必要性を実感した」と答辞を述べました。
卒業生は全員が国家試験を受験し3月22日に合否が発表されます。卒業生の進路は9割以上が看護師として県内の病院で働くことが内定しています。
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