2024年04月05日 11:06更新
今年度から十日町市に新しい地域おこし協力隊として5人が着任し、1日(月)に市役所で委嘱状が交付されました。このうち、2人は任務内容が決まっているミッション型で採用され、それぞれスポーツの活性化と空き家の利活用に取り組みます。
地域おこし協力隊に着任したのは、松之山三省地区で活動する、群馬県出身の星野夏海さん29歳。
家族で移住を決めた、松之山浦田地区で活動する、神奈川県出身の杉山光代さん43歳。
現役の大学4年生で、学業のかたわら十日町六箇地区で活動する、上越市出身の田中礼さん23歳。
そして、任務内容が決っているミッション型地域おこし協力隊として、NPO法人ネージュスポーツクラブに所属する、十日町市出身の村山隼也さん22歳。
同じくミッション型として一般社団法人にいがた圏に所属する、十日町市出身の村山凜太郎さん25歳の合わせて5人です。
このうち、村山隼也さんは全国的なスポーツ競技人口の減少をふまえて、競技者を増やす取り組みを担います。「生まれ育った十日町市でスポーツを再び活性化させたい」と意気込んでいます。
村山隼也さん
「今まで続けてきた陸上を生かして、部活動の地域移行化やパラスポーツをもっと盛り上げたい。陸上競技のイベントなどを開いて、十日町市に興味を持ってくれる人をどんどん増やしていけたらいいと思う」
また、村山凜太郎さんは、2021年から2年半、佐渡市の地域おこし協力隊として、棚田を活性化させるイベントの企画などに取り組んできました。十日町市では、空き屋バンクの運営などを通して、空き屋の利活用を市民に広める取り組みをします。
村山凜太郎さん
「佐渡市で協力隊をやっていたときも空き屋の問題を身近に感じていた。空き屋はリフォームなどでちゃんと住みたい人の手に渡れば価値のある物だと思っているので、残念だった。空き屋を活用できる仕組みなどの仕事に関わってみたいと思った」
関口市長は、「皆さんの提言で十日町をさらに元気にしてほしい」と激励しました。今回の着任で現役の協力隊は19人、十日町市がこれまで受け入れた協力隊はあわせて102人になります。
Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.