2024年08月05日 11:24更新
子育て、介護、障がいなど、世代を問わずに人々が集い、福祉に関する悩みが気軽に相談できるイベント、ごちゃまぜ広場「結-ゆい-」が3日(土)、十日町市本町2丁目の喫茶スペース「わっかふぇ」で初めて開かれました。
このイベントは、障がいのある人をはじめ、子育て世代の家庭から高齢者まで、誰でも楽しく集まり、生活や福祉に関する悩みを相談ができる場所を作ろうと、社会福祉法人十日町福祉会が企画したものです。
十日町市北地域包括支援センター 諸井寛さん
「全国的に高齢化が進んでいるが、十日町市も例外じゃないし、これからの担い手も少なくなっているのが課題。こういう集う場所があればなにか解決のヒントが見つかるかもしれない」
初開催の会場の「わっかふぇ」には、子ども向けのミニうちわ作りなどのイベントコーナーや、大人も参加できる子ども食堂として「みんなの食堂」が実施されました。「みんなの食堂」では、わっかふぇで通常500円で提供されているブラックカレーやグリーンカレーなどの4種類のカレーやうどんが200円でふるまわれたほか、地域の人やうえのこども園の園児から寄付された野菜が無料バイキングとして並びました。
こうした食事やレクリエーションの催しの傍らには、福祉相談員による無料相談コーナーが設けられ、高齢・障がい福祉サービスや子育ての悩みなど、気軽に相談できる環境を整えています。この日は午前10時からの開設から正午頃までに200人を越える人が訪れていました。
相談スペース
市内から
「遊ぶところもあるし、食事も地元の野菜が並んでいて、子どもも楽しんでいる。おいしいものを低価格で食べられるのはありがたい。今後も利用していきたい」
十日町市北地域包括支援センター 諸井寛さん
「想像以上に人が来てくれていて、その場所を提供できたので企画してよかった。これから継続的に続けていくことで発展できればと思う。ここに来れば誰かが話しを聞いてくれる、気兼ねなく足を運んでもらえる場所として定着するとうれしい」
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