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ベピ・コロンボを知ってる?JAXA宇宙研究所の名誉教授が田沢小で特別授業

2024年11月12日 16:29更新

国際的な水星の探査計画「ベピ・コロンボ」に携わっていた、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、宇宙科学研究所の早川基 名誉教授が11日(月)に十日町市立田沢小学校を訪れ、水星について特別授業を行いました。

出張授業を行ったのは、JAXA・宇宙科学研究所の名誉教授、早川基さん68歳です。早川さんは1986年から宇宙開発に携わり、2018年に打ち上げられたJAXAと欧州宇宙機関(ESA)による国際水星探査計画「ベピ・コロンボ」のプロジェクトマネージャーを2020年まで務めました。

今回の出張授業は中里地域の「干溝縄文の森 友の会」が早川さんに呼びかけたもので、田沢小学校の4年生から6年生の103人が参加しました。

早川さんは水星の温度や大きさ、クレーターの存在など地球との違いを説明をしたほか、水星の磁場や磁気圏の解明を目的とした探査機「みお」の構造や組み立て、ロケットの打ち上げの様子を映像と共に紹介しました。

「水星の名前の由来は?」
「水が流れるように早く進むから、水星になった。金星はキラキラ輝いているから。火星は火のように赤いから」

5年生
「かなり高度な話で難しかったけど、宇宙に興味があったので面白い話が聞けてよかった。水星に行ってみたいけど、かなり熱いらしいので迷う」

6年生
「水星のことがよく分かって楽しかった。宇宙のことを知りたくなった。水星で暮らせるなら暮らしてみたい」

早川 基さん
「宇宙に興味を持つ人が増えるとうれしい。宇宙の道に進まなくても、面白くてやっていて意味があると思ってもらえたらうれしい」

なお、2018年に打ち上げられた「ベピ・コロンボ」の探査機は現在、水星に向かって航行中で2026年に到着する予定です。

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