2025年07月23日 11:36更新

十日町署は23日（水）の午前6時22分に新潟県迷惑行為等防止条例違反の疑いで十日町市春日町3に住む57歳の地方公務員の男を通常逮捕しました。

警察によりますと、この男は今月下旬に十日町市内の公共施設の女性トイレに、トイレを使用する女性を撮影する目的で、小型カメラを設置した疑いがあります。このカメラの存在を発見した人が22日（火）に警察に届け出ました。調べに対し、男は容疑を認めているということです。

この事件で、十日町市は市教育委員会事務局職員で教育文化部 文化財課長兼博物館館長が逮捕されたことを23日（水）に発表しました。市によりますと、この職員は2023年から十日町市博物館の館長を務めていました。これを受けて関口市長が次のようなコメントを発表しています。

関口市長
「日頃より、職員には服務規律の徹底について厳格に指導して参りました。しかし、このような事件の発生により、市民の皆様の信頼を著しく失墜させる事態となりましたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。該当職員につきましては、今後、厳正な対処を検討してまいりますとともに、職員の指導をさらに徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」