2025年06月25日 14:54更新
関東圏に住む十日町市出身者でつくる東京十日町会で、23年にわたって会長を務めた春日寛さんの退任に伴う会長交代式が17日(火)に都内で開かれました。
東京十日町会は関東圏に住む十日町出身者同士で親睦を深め、ふるさとへのかけ橋をつなごうと発足されました。
昨年度に発足70周年を迎えたことを節目に世代交代として、これまで23年間会長を務めた弁護士の春日寛さんから、都内板橋区に本社を置く株式会社大平鉄工所の取締役会長 樋口茂さんに会長のバトンが手渡されました。この日は都内で会長交代式が開かれ、春日さんから樋口さんに会長のタスキがかけられました。
樋口茂 新会長
「これからいろいろなことがあると思うが、まずは健康で楽しんで幸せを感じることがすべて。皆さんと共に今日は祝杯をあげて、楽しんでやっていきたい」
また、春日さんの東京新潟県人会名誉顧問への就任と90歳の卒寿を記念した祝賀会も合わせて開かれ、春日さんと親交の深い約60人がお祝いに駆けつけました。
春日さんは、弁護士としての業務の傍ら長年にわたり会の運営を牽引し、温厚な人柄と広い人脈を生かして多くの会員をつなげながら、東京と十日町の架け橋として尽力してきた1人です。今年5月にはふるさとの文化発展に役立ててもらおうと、十日町市文化協会連合会に個人として1000万円を寄付しています。
祝賀会ではブルーコメッツとして活動していた歌手の三原綱木さんや、十日町市出身の歌手・蘭燃さんなどがステージで歌を披露し、春日さんを祝福しました。
蘭燃さん
「春日先生には私の歌手人生を支えて高めてもらったと言っても過言ではない。春日先生が生きているかぎり、蘭燃の後援会長をしてくれる約束をしてもらったはずです。感謝してもしきれない思いでいっぱい」
春日寛 前会長
「綱木さんや蘭燃さんをはじめ、たくさんの人と交流してたくさんの思い出ができた。これをもって私春日の会長としての役目はすべて終わった。長い間ありがとうございました」
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