十日町タウン情報

  1. 十日町タウン情報
  2. JCVニュース
  3. ことしもかわいいパンダありがとう 松之山の棚田アートの稲刈り

ことしもかわいいパンダありがとう 松之山の棚田アートの稲刈り

2025年10月07日 11:46更新

松之山下布川地区赤倉集落で恒例となっている棚田アートの稲刈りが5日(日)に行われ、集まった約50人が今年のデザインとの別れを惜しみながら、秋色に染まったイネを刈り取りました。

この棚田アートは、東京都内に3店舗を構えるごはん専門店「おひつ膳田んぼ」のオーナー岡野真吾さんが毎年地元の農家と協力して手がけています。今年のデザインはおなじみのパンダとおにぎりに加え、十日町市の合併20周年を祝うメッセージがそれぞれ異なる色に育つ6品種のイネで表現されました。

またメダルのデザインの中に描かれたカタカナの「ン」。これは去年から始まった全国田んぼアート連絡協議会加盟の10地区で行うリレーメッセージの一文字で、クイズになっていました。各地の文字を繋げた答えは「ワールドチャンピオン」。今年もメジャーリーグドジャースの大谷翔平選手への応援メッセージになりました。

おひつ膳田んぼ 岡野真吾さん
「市内各地で20周年にちなんで行われている事の1つに参加できてうれしいし、リレーメッセージも2年目だけど思った以上に賞品の応募があり、どちらもここを訪れるよいきっかけになったと思う」

稲刈りにはおひつ膳田んぼのスタッフや地元住民など約50人が集まりました。参加者はひと夏の間、多くの人を楽しませたアートとの別れを惜しみながら、地元の人から教わったコツを参考に、白や黒、黄金色に染まった稲を刈り取りました。

おひつ膳田んぼスタッフ
「地元の人を見ると一気に切っていて、結構力強くやっていいことが分かった」
「稲を切るときの感触が気持ちいい。田植えも来たけど、こっちの方が楽しい」

 

地元農家
「ふだんみんなで集まって何かする機会は多くないから、こうゆうイベントがあると地元の人たちも集まってくれるので、作業していて楽しい」

おひつ膳田んぼ 岡野真吾さん
「観光客にピンポイントで場所を覚えてもらえたり、毎回絵が違うことでファンが生まれて交流も広がることが、ただ米を栽培するのと棚田アートでは大きな違いなので取り組んでいる。全国の生産者が地域を越えて協力し合うことは普段あまり無いので、チームワークを築いてしっかり育てていきたい」

この記事が気に入ったら
十日町タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで十日町タウン情報をフォローしよう!

Copyright (C) 2025 十日町タウン情報 All rights reserved.