2025年10月14日 12:31更新
世界平和を願って、全国の郷土芸能をはじめ、まといや万灯のパフォーマンスをしながら本町通りを行進する「生誕地まつり」が12日(日)に開かれました。
このイベントは、立正佼成会を創立した庭野日敬の生誕地である十日町市で世界平和を願う祭りとして、昭和52年から続くもので、毎年10月に開かれています。49回目となった今回は、全国から47団体、5400人以上の人が集まり、各地の郷土芸能や踊りを披露しながら本町通りを行進しました。
この祭りを象徴するのが各団体を先導する「まとい」と「万灯」です。「万灯」を仏に見立て、それが通る道を清めるという意味を込めて、「まとい」を勇壮に振り回します。
茨城県から
「新しい仲間ができるといういい意味で自分のエネルギーになる場所。毎年参加したい」
秋葉区新津から
「みなさんの祈りが通じたようで好天に恵まれた。非常に楽しいまつりになった。来年に向けて充電してまた頑張る」
千葉県から
「十日町の文化を知るきっかけになった。千葉から来ているのでこういったことがあるのだと楽しいなと思い、また遊びに来たい」
また行進のトリを飾ったのは、市内で活動する「雪花会」による十日町大太鼓です。直径3mほどの巨大な太鼓を打ち鳴らし、圧巻のパフォーマンスを披露しました。
市内から
「地元の人間としてはとてもうれしくて、誇りに思っている。来年は50回目なので、今年よりも2倍とはいかないが、それくらい盛り上がる祭りにしたい」
なお実行委員会によりますと、沿道の観客も含めて約1万1500人がこの祭りに訪れたということです。
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