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学び舎の修繕は水沢地区工業部会の職人におまかせあれ!

2025年10月14日 15:09更新

地域の子どもたちに快適な学校生活を送ってもらおうと、十日町市商工会水沢地区工業部会の職人たちが11日(土)、ボランティアで地元の小中学校などの公共施設を補修しました。

十日町市商工会の水沢地区工業部会では、地域の子どもたちや高齢者により快適で安全な環境で過ごしてもらおうと、職人たちがボランティアで公共施設の修繕を毎年行っています。今回は、建設業や内装業、左官業など職人14人が参加し、水沢小学校、水沢中学校、南部保育園の3か所に分かれて作業しました。

水沢小学校では、体育館の2階部分にある窓の網戸の交換が行われ、高い所での戸の取り外しや網の張り替えなど職人たちがそれぞれ得意分野の技術を生かして作業にあたりました。

また水沢中学校では屋上の排水口付近にたまっていた泥の除去が行われました。ここでも職人ならではの工夫が施され、かき集めた泥をオイル缶に詰めて屋上から地上まで敷いたロープで吊り下げていき、大量の泥を手早く片付けていました。

水沢地区工業部会員 中島史昭さん
「地域のために自分の技術を生かせるのであれば積極的に参加したいと思う。できるなら1日で終わる作業ではなく、大がかりなきっちりとした修繕もあればより地域の人が喜ぶのではと思う」

水沢地区工業部会の活動は今回で14回目となり、延べ60か所以上で修繕や補修が行われました。これまでの活動が実を結び今後は3年に1回ほどの修繕でメンテナンスが可能となる見通しで、今後は施設の状態を見極めながら進めていくということです。

水沢支部工業部長 富井教雄 代表
「校長など地域の会合で一緒になることもあり、助かっているということも耳にする。それを言ってもらえれば十分。地元の教育関係の施設なので、地域として大切にしていかなければいけないという部分とそれを子どもたちに使ってもらって周りの人たちから大切にされているということを感じ、ふるさとを大切にする心を培ってほしい」

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