2025年10月16日 09:00更新
海を越えてロータリー除雪車を贈った縁で交流が続いている、モンゴルのエルデネット市の代表と若者の一行が十日町市を訪れ、将来の就労を見据えて市内5つの事業所を14日(火)から2日にかけて視察しました。
十日町市を訪れたのはモンゴル北部の都市エルデネット市の副市長を兼任しているオルホン県のオユンエルデネ副知事と公募で選ばれたオルホン県の高校生など8人です。
2024年に十日町市で除雪の様子を視察
両市の交流は2017年に払下げ予定だったロータリー除雪車を十日町市がエルデネット市に贈ったのが始まりで、去年はエルデネット市側が十日町雪まつりの視察に訪れたほか、関口市長がエルデネット市の鉱山や遊牧民の生活を視察に行くなど、交流が続いています。
その中で、日本での就労や就学に興味を持つエルデネットの若者が多いこと。また十日町市も市内企業の働き手不足解消を見据えて、外国人材を受け入れたい意向が一致し、今回の視察が実現しました。
関口市長
「姉妹都市に発展するのはこれからだと思うが、良いお付き合いが6年くらい続いている。また若者が来てくれて新たな展開が始まったので大事にしていきたい。市内でも何人かモンゴルの人が働いている実績があるので、経済界と連絡を取って上手くいくように市でも後押しをしたい」
一行は2日間で製造業や介護福祉分野など市内5つの事業所を巡り、観光・宿泊業として選ばれたあてま高原リゾートベルナティオでは、バックヤードとなるレストランの厨房や事務室などを視察しました。
オルホン県の学生
「十日町は自然と街並みがあっているような気がする。日本に来るチャンスがあったらまた十日町に来たい」
ビャンバスレン・オユンエルデネ副知事
「十日町の人のやさしさや生活がしやすいところが選ばれると思う。エルデネット市内の2つの大学から夏休みに学生を連れてきて、ホテルゴルフ場で研修として働いてもらうような話も進めていきたい」
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