2025年12月02日 09:53更新
十日町市松之山湯本の(有)野本旅館が11月25日(火)に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。負債は債権者50人に対し、約8000万円とみられています。
帝国データバンクによりますと、野本旅館は1895年(明治28年)に創業、1954年2月に法人改組された温泉旅館です。松之山温泉街の中では老舗の旅館の1つで、2013年9月期には年収入高約7000万円を計上していました。
しかし、2020年以降は新型コロナの影響により宿泊者数が減少し、アフターコロナに移行後も客足の回復が遅れていたことなどから、2024年9月期の年収入高は約5100万円にまで減少していました。また仕入価格や人件費の上昇などもあり事業継続が困難となったため、今回の事態になったということです。
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