2026年07月17日 18:06更新
十日町市四日町の神宮寺で、33年に一度秘仏の十一面千手観世音を33日間公開する長期大開帳が17日(金)から始まりました。
神宮寺は西暦808年の創立とされ、サクラ材から一木造りで作られた本尊の秘仏十一面千手観世音。その両側に安置される、四天王立像。そして、ことし7月1日にかやぶき屋根のふき替えが完了したばかり観音堂が県の文化財に指定されています。33日間に及ぶ長期大開帳は江戸時代の中期に始まったと云われ、以来、多くの地域の人たちに仏との縁を結んでもらおうと33年ごとに行われてきました。
開帳初日の法要で秘仏前の扉が開かれると、参拝に集まった約50人が貴重な本尊を拝みながら、家族の健康や地域の平和と発展を祈っていました。
地元から
「前回から33年、元気な状態で法要に来られたことがありがたい。家族の健康や94歳だけど、もうちょっとこのまま健康に過ごせるようにとお願いした。何かあると観音様参りに行こうとなる。心の寄り所として大切。こうしてお寺を続けてくれてありがたい」
埼玉県から
「住職さんの人柄などにひかれて、十数年前から毎年のように訪ねているけど、大御開帳は初めてで、33年に一度ということで今回は特別な気持ちで参加させてもらった。荘厳で心が洗われた。地域の皆さんも真剣に祈っていることが伝わって、とてもいい法事だった」
神宮寺は特定の檀家を持たず、地元の有志がクラウドファンディングや募金活動を行ってかやぶき屋根改修の資金援助を行ったほか、工事の際には境内を整備するボランティア活動を行うなど、地域一体となって大開帳を迎える準備を進めてきました。
大開帳はお盆明けの8月18日(火)まで続きます。その間、毎週末おどりやコンサートなどステージイベントが境内や観音堂で催されます。最週末の8月15・16日(土・日)には大井田の盆おどりも復活します。
神宮寺住職 竹内俊道さん
「長年地域の皆さんに支えられてきて現在があると改めて痛感した。観音様は皆さんの幸せを願って救いの手を差し伸べてくださる仏様。33日間あるのでゆっくりと境内の雰囲気を感じ、『心』と『伝統・歴史』に思いをはせるきっかけにしてほしいとともに、仏様にじかにお会いになっていい時間を過ごしてもらいたい」
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