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自然漂白で着物をクリーニング!雪国の伝統技法「雪さらし」シルクワークが公開

2026年03月13日 17:45更新

織りあげた布を漂白し、美しく仕上げる雪国の伝統技法「雪さらし」を着物のクリーニングや染色加工を手掛ける十日町市の株式会社シルクワークが13日(金)に披露しました。

雪さらしは雪解けが進む2月下旬から3月上旬頃にかけて、織りあげた布を雪の上に広げて製品をきれいに仕上げる雪国魚沼地方に伝わる伝統技法です。

太陽光によって雪が解けるときに発生するオゾンが布目を通る際に漂白・殺菌作用が働き、汚れやシミを落として布の柄を浮き立たせます。シルクワークでは古くなった着物をクリーニングして再び仕立て直す需要が増えていることから、雪国ならではの付加価値をつけようと一昨年からこの伝統技法に取り組んでいます。

この日はシルクワークの工場隣りの空き地で従業員13人が、国の重要無形文化財にもなっている越後上布や沖縄の八重山上布など、全国から届いた依頼品16点の布を約1mほど積もった雪の上に広げました。

並んだ布は時折雲の隙間から差す太陽の光に約2時間晒されました。通常雪さらしは着物をほどき、一枚の布にした状態で行われますが、シルクワークではクリーニングのコストを下げるために着物のままで晒す新たな取り組みにも挑戦しています。

株式会社シルクワーク 蕪木義男代表取締役社長
「汚れた着物をもう一回きれいにして、新しく着直すことは日本古来の大事な文化。こういうアフターケアは大事な日本の着物産業のひとつだと思う。今年は着物ほぐさずにそのまま雪さらしをすることでコストも下げることも必要かと思い試してみた。今までの汚れが布から吐き出されることによって、布の草木の柄が冴えることで依頼者に喜んでもらうことが私たちの仕事」

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