2026年07月21日 18:17更新
300年以上の歴史を持つとされる、松代地域の夏の伝統行事「松代観音祭」が18日(土)から2日間にわたって開かれ、歩行者天国となったほくほく通りに市内外から1万人以上の人が訪れました。
松代小学校のグラウンド脇にある、十王堂とも呼ばれる長松庵。松代観音祭は、ここにまつられた馬頭観音菩薩の例祭に合わせて開かれた市を起源に300年以上前から続くとされています。祭り2日目に祭礼のメインとして全600巻ある仏教の経典「大般若経」を全巻唱える代わりに、経典をパラパラとめくりながら一気に読み上げる「大般若の転読」が執り行われ、地元の6つの寺の住職が一堂に会して、無病息災を祈りました。
長命寺 本山嗣朗 住職
「住民や村の暮らしを守ってきたのがこの馬頭観音であり、その感謝の気持ちをささげるのがこの観音祭。過疎化など問題は山積みだけど、それでも変わらないところ。お堂や小学校があり、毎年同じ時期に行われる観音祭が続いてここに人が集まることが、村の大きな安心につながる。来年もぜひ来てほしい」
地元から
「なかなかお堂まで来る機会は無いけど、この法要には毎年参加している。自分たちをずっと見守ってきた観音様のまつりだから、大事にしている」
東京から
「来てパッと見るだけだと分からないけど、法要に参加して、人との関係性や歴史の厚みなどさまざまなことを感じて、より距離が縮まったように感じる。来たのは偶然だったけど、町の皆さんの気持ちを感じられてうれしい」
歩行者天国となったほくほく通りでは、恒例の稚児行列にまつだい保育園の園児13人が晴れ姿で参加し、馬頭観音にちなんで胎内市からやってきた2頭のミニチュアホースと一緒に通りを練り歩きました。
また、ほくほく通りには2か所に特設ステージが設けられ、ことしから始まった「MATSUDAI MUSIC FESTIVAL」に2日間で14組のアーティストが出演して、まつりを盛り上げました。
観音祭実行委員会 瀬沼伸彦 実行委員長
「皆さんからも、1年の中で大切なお祭りだと言ってもらえていてうれしい。ことしは十日町の音楽をやっている人などに声をかけて、音楽フェスをやってみた。人口は少なくなっているけど、お子さんからご高齢の方まで皆さんが楽しんでもらえるように頑張っていきたい」
実行委員会によりますと、2日間のまつりの入込は約1万200人ということです。
Copyright (C) 2026 十日町タウン情報 All rights reserved.