2026年07月22日 15:57更新
地域の自然環境を守ろうと、十日町市立飛渡第一小学校の全校児童が地元を流れる飛渡川の水質と川辺に暮らす生き物の調査を17日(金)に行いました。こうした環境学習や保全活動を継続して行っていることが高く評価され、飛渡第一小学校は今年度、環境大臣表彰を受賞しました。
飛渡第一小学校では地域の自然を守り、次の世代につなげていこうと、子どもたちが飛渡川の水質や川の生き物を調べる学習に2020年から取り組んでいます。今年度は7月から全校児童10人が飛渡川を上流、中流、下流のエリアごとに調査しています。
この日は学校のそばを流れる川の中流域で、水の透明度や酸性・アルカリ性を示すpH値、生活排水などによる汚れの程度を検査薬を使って調べました。
5年生
「PO4(リン酸)を調べて、数値が0.5より下だった。下流は少しキレイくらいだったけど、上流中流はすごくキレイだと分かった。川を守るために水質調査をして、この状態を維持していきたい」
そのあとタモ網を使って川の生き物を捕まえて種類や生息状況を調べました。水がキレイな所に生息するヘビトンボや、オニヤンマのヤゴなど20種類ほどが見つかり、子どもたちは水槽に入れてじっくり観察していました。
3年生
「(生き物を)5種類くらい見つけた。川の状態はすごくキレイ。あまり見つけられないけど、探すと見つかるので楽しい」
5年生
「コオニヤンマのヤゴを見つけた。川がキレイな証拠。いろいろな生き物がいるし、川が冷たいので今の季節にピッタリ。さっきゴミを見つけたのでポイ捨てに気をつけて、洗剤の使い過ぎにも気をつけたい」
ブナ林での自然研究学習の様子
飛渡第一小学校では、飛渡川の水質調査のほか、サケの稚魚の放流や地元のブナ林での自然研究学習など、環境学習や環境保全活動を地域と一体になって長年にわたって続けています。こうした継続的な学習や保全活動が地域ぐるみの取り組みにつながっていると評価され、地域環境保全功労者の環境大臣表彰をことし6月に受賞しました。
飛渡第一小学校 大平智子 校長
「受賞については、飛渡第一小が20年30年とずっと地域の自然と関わって入り込んで学習してきた成果だと思う。下学年の児童は意味がよく分からなくて、上学年のマネをして楽しんでいるだけなのかもしれないけれど、それを6年間繰り返すことで子どもたちなりに意味を見いだしたり、活動が何につながるのかを子どもたち同士で伝え合うことが大事。『ふるさとを愛して育ってほしい』が学校の願い。子どもたちが大人になっても飛渡をずっと大好きでいてほしいので、それが伝わるといい」
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