2023年01月18日 16:15更新
3年ぶりに十日町雪まつりが2月18日(土)に開かれることになりました。今年はJR十日町駅西口の西小学校周辺をメイン会場とし、市内各地で雪像40作品が制作される予定です。
十日町雪まつりは少雪のために規模縮小した2020年を最後に、新型コロナの影響で開催を見送っていました。3年ぶりに復活する雪まつりは2月18日(土)のみの開催で、時間は午前9時から午後8時までです。「雪を友とし、雪を楽しむ」をコンセプトに市民主体でまつりの持続可能を前提に企画されました。駅を起点に歩いて楽しんでもらおうとJR飯山線の十日町駅、越後水沢駅、下条駅の3駅が拠点エリアとなります。
エリアマップ
中でもメインエリアとなるのが十日町駅西口、西小学校のグラウンドを会場にした「まちなかスノーパーク」です。
過去の作品
グルメ屋台が並ぶほか、アウトドアメーカーによる雪遊びや焚火、雪上デイキャンプや石炭で走るミニSLの運行など参加・体験プログラムが予定されています。
雪灯の小径(緑道)
また、駅からスノーパークまでの道のり1キロほどを雪壁で覆い、夜はLED灯ろうで「雪灯の小径」を作り雪国の世界観を演出します。あわせて市民が雪像を手作りする「雪の芸術展」では、市内各地に40作品が制作される予定です。
過去の作品
今年は参加団体のモチベーション向上のため芸術作品の審査で1位2位になった団体には30万円、上位7位までは10万円以上とこれまでよりも賞金が増額されました。
そして、まつりのフィナーレには、去年も行われた「虹雪花火」が信濃川で行われ、2尺玉が打ちあがる予定です。
一方で、雪まつりでの「十日町きもの女王」の募集はコロナ禍やミスコンをとりまく環境変化などを理由に、今回から廃止されます。まつりの予算規模は前回よりも300万円少ない1600万円です。
十日町市文化観光課 樋口正彰課長
「これまでの十日町高校の会場は青年会議所が中心となってコミュニティ広場を運営していたが、青年会議所も人数が少なくなり運営ができないとして高校のグラウンドを使っての展開は断念した。コロナ禍を経て十日町市のアイデンティティでもある雪像づくりも厳しいという町内も増えてきている。あとこれまで一番費用が掛かっていた城ケ丘でのステージをやらないということで、大幅な縮小となっている。本当に新しい雪まつりなので、まずは『やってみてから』というところはある」
第74回十日町雪まつり
■日時:2023年2月18日(土)9:00~20:00
<会場>
・メインエリア【まちなかスノーパーク(西小学校グラウンド)/雪灯の小径/緑の広場/TOPPAKUパーク】
・越後水沢駅エリア【水沢雪まつりひろば/水沢グルメひろば】
・下条駅エリア【田舎ひろば】
■駐車場:クロステン第1・2駐車場/立正佼成会/十日町駅西口 ロータリー内部・北側/十日町駅西口 おおふち眼科隣/創価学会
■問い合わせ:TEL:025-757-3100(十日町雪まつり実行委員会事務局)
■ホームページ:https://snowfes.jp/hp/
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